最近邦画のほうが勢いある感じしますね。
「デス・ノート」は好みじゃないんだけどいくつか気になるのはあります。
いくつ観られるかなぁ。

さてそんな中ですが、予告編がすごく気になってた洋画「プラダを着た悪魔」がわりと評判もいいらしいので観に行ってきました。当日滑り込みで金券ショップで株主優待券でゲットです。1050円かぁ。これ使い出すとやみつきになりそうですね(笑)。

プラダを着た悪魔(2006年 / アメリカ)

devilwearsprada.jpg

写真クリックで公式サイトへ

監督:デビッド・フランケル
出演:
メリル・ストリープ
アン・ハサウェイ
エミリー・ブラント
スタンリー・トゥッチ
エイドリアン・グレニアー
サイモン・ベイカー

(あらすじ goo映画 )
大学を卒業したばかりのアンディの夢は、ジャーナリストだ。しかしそんな彼女が、ひょんなことから就いたのは、NYの一流ファッション誌の編集長アシスタント。多くの女性が憧れる職業かもしれない。でも当のアンディには興味ゼロの世界。果てはジャーナリストになるため!と職場に向かったのは良いけれど、彼女が手にしたアシスタント職は、生易しいモノではなかった。超カリスマ的な存在として君臨する編集長のミランダは、まさに「プラダを着た悪魔」だったのだ。

面白かったです。
衣装の面でもメリル・ストリープがポーンと投げ出すコートやバッグがもうすごいゴージャスで、しかも日替わり(笑)。この部分だけでもすごく贅沢です。

着てるものがその人の性格、生活を現すというならこの映画のアン・ハサウェイがまさにそうで、当初うちではスエット、会社でも一際さえない(でも本人はその自覚がない)カーディガンに気取りのない靴。
それがこの雑誌にふさわしくなれと与えられたブランド品を身につけ、みるみる洗練されていく。
まぁアン・ハサウェイの場合は元々がすごいスタイルいいわけで、そうでなきゃあの服も映えませんし、成立しない話なんですが。
ただ元々スエット姿の彼女が好きだった彼氏とはじょじょにすれ違うようになり(デート中でもミランダ=メリル・ストリープからの電話一本ですぐに仕事に戻らなくてはいけない)、かわってあこがれの「ニューヨーカー」に寄稿するエッセイスト(サイモン・ベイカー)には言い寄られる。

メリル・ストリープもさすがにうまくて「悪魔」のようなしごきぶりで
「この仕事を1年続けられたら、どこにでも行ける」
との言葉を証明してくれる。
つまり、これはハイセンスでアッパーな世界の話だけど、
あくまで「仕事」を教えてくれる、そういったごく普通のサクセス・ストーリーでもあるわけだ。
そりゃ面白いし、共感しますよ。

監督はドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」を手がけているデヴィッド・フランケル。原作はヴォーグ誌の女性編集長のアシスタントをつとめたローレン・ワイズバーガーのベストセラー小説。
外しません。
ニューヨークやパリの町並み、次々と現れるゴージャスな衣装を観るだけでも、楽しめる。

またラクシャリーでアッパーなサウンドだけどどこかコンサバ(一番新しい曲がDavid Moralesの”Here I am(KASKADE Remix)”、マドンナの”Vouge”もかかる)なこの映画のサントラはファッション業界への我々のイメージと一致していていちいちおかしい。

プラダを着た悪魔 プラダを着た悪魔
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    1. プラダを着た悪魔

      軽快に楽しく,元気が出るステップアップムービー。

      トラックバック by Akira's VOICE — 2006/11/28 火曜日 @ 12:24

    2. プラダを着た悪魔−(映画:2006年144本目)−

      監督:デヴィッド・フランケル
      出演:メリス・ストリーブ、アン・ハサウェイ、スタンリー・トゥッチ、サイモン・ベイカー、エミリー・ブラント、エイドリアン・グレニアー

      評価:86点

      公式サイト

      (ネタバレあります)
      ああ、楽しかった。
      メリ…….

      トラックバック by デコ親父はいつも減量中 — 2006/11/28 火曜日 @ 23:31

    3. ★「プラダを着た悪魔」

      プラダ・・・といえば、
      ♪プラダの靴が欲しいの そんな君の願いを叶えるため〜
      なーんて、小沢健二の曲「痛快ウキウキ通り」を思い出します。
      ひらりんの18番でしたから。

      トラックバック by ひらりん的映画ブログ — 2006/11/29 水曜日 @ 1:50

    4. プラダを着た悪魔

       ファッション雑誌の裏側はどのようになっているのだろうと思う人は多いと思う。普段、スーツで毎日会社に勤めている私でも、ファッション雑誌は偶に買うし、立ち読みもする。

       アンディ(アン・ハサウェイ)は、大学を卒業したばかりのどこにでもいる雰…….

      トラックバック by とにかく、映画好きなもので。 — 2006/11/29 水曜日 @ 22:56

    5. プラダを着た悪魔(^_-)-☆THE DEVIL WEARS PRADA

       泣きたいくらいの大失敗、自分で自分を慰めたくなる瞬間そんな経験が、きっと輝く明日を作っていくこれは恋に仕事に頑張るあなたの物語
      2003年4月、20代の新人女性作家が書いた1冊の本が刊行と同時にベストセラーになった『プラダを着た悪魔』の映画化だ実際作家自身があの有名なヴォーグ誌の女性編集長のアシスタントをつとめた経験あり・・・・。実体験が多分に反映されている小説多くの若い女性たちの間で評判を呼んだそうだ

      トラックバック by 銅版画制作の日々 — 2006/12/1 金曜日 @ 9:57

    6. 【劇場鑑賞129】プラダを着た悪魔(THE DEVIL WEARS PRADA)

      こんな最高の職場なら、死んでもいい!
      こんな最悪の上司の下で、死にたくない!

      恋に仕事にがんばるあなたの物語。

      トラックバック by ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! — 2006/12/3 日曜日 @ 1:29

    7. 映画vol.96 『プラダを着た悪魔』

      監督:
      出演:メリル・ストープ アン・ハサウェイ

      公式サイト

      ◇ストーリー

      「記者」を目指す「アンディ」(アン・ハサウェイ)は、ファッション誌 の編集長「ミランダ」(メリル・ストープ)のアシスタントに採用される。

      ……

      トラックバック by Cold in Summer — 2006/12/8 金曜日 @ 14:52

    8. 「プラダを着た悪魔」

      オープニングからテンポが良く、コメディタッチなので観やすい☆さすがファッションも可愛いです!夢を叶える為とは言え現実は厳しく、仕事に染まれば今度は私生活に支障が出る。そんな生活の中で何が大切なのか分からなくなってしまう。仕事?オシャレ?恋?…働く女性に付き物の悩みですね。共感できます☆女の子向けの映画ですが、仕事に夢中になって周りが見えなくなるという意味では、男性にもオススメしたいです。
      [:

      トラックバック by Tokyo Sea Side — 2006/12/15 金曜日 @ 23:57


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