平岩 弓枝 / 御宿かわせみ (一)
Book御宿かわせみ〈新装版〉 (一) | |
平岩 弓枝
文藝春秋 2004-03-12 おすすめ平均 |
平岩弓枝さんの「御宿かわせみ」のシリーズを読み始めています。
(amazonより)
江戸の大川端にある小さな旅篭「かわせみ」。そこに投宿する様々な人たちをめぐっておこる事件の数々。その渦の中に巻きこまれながら、宿の若い女主人るいと恋人神林東吾の二人は、互いに愛を確かめ合い、次第に強く結ばれていく…江戸の下町情緒あふれる筆致で描かれた人情捕物帳。
事件もの、捕り物帖なのでそういった部分もあるけれど、推理の筋書きは平易なもので特に凝ったものではない。
それよりもるいや東吾、それに「かわせみ」の人々や彼らを支える周りの人々の
「こうしてあげたほうが」「これは見逃しておけない。助けないと」といった
思いやりや人情の部分がクローズアップされていて、このあたりがこの作品の味なのかなぁと感じます。
古い言葉や道具、風俗なんかは知らないことも多いので
知らずに勉強にもなりますね。
長いシリーズだし(最新刊は31巻)、ゆっくり読んでいこうかなぁと思います。
(読了日 2007/01/17)
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