このところ本を読んではいる、んですがどうも感想をここに書くのは自分的にはイヤな本に当たることが多く・・・。

すごくお堅い本だったり必要に迫られてめくってる本が多いからね。

で、軽い本の中から。
こういうのも息抜きに読んでます。

許してガリレオ! (角川文庫 け 4-10)
許してガリレオ! (角川文庫 け 4-10) ゲッツ板谷 西原 理恵子

角川書店 2008-03-25
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ゲッツ板谷さんは鴨志田 穣さんの本に強烈な旅をともにする仲間として出てきて興味を持ちました。この本も西原さんがイラスト描いてる。

10代のころは暴走族やヤクザの予備軍として大忙し、とプロフィールにあるが、
この人の周りの方たちかなり強烈です。

これまで6回結婚し、そのたびに3ヶ月以内で離婚している52にして「衰えない」親戚の女性。
10代からともにヤクザの手伝いをし、ガンとの13ヶ月の攻防を戦い抜き、事業で6千万の借金を背負ったがまったくそれを感じさせなかったり、そしてたいがいの人は避けて通る「コワイ顔」のキャームさん。
家にドロボーが入ったとき、その男の顔面をメチャクチャに蹴っ飛ばし、男の手のひらの墨汁を塗り「証拠になる」とTシャツに手形を押させ(!)、さらにそのTシャツを着て翌日出社する弟さんのセージさん。
結婚もしてるはずなのに1年に1回「ガラスの10代」ごっこをやろうと集まる。
第1回は暴走族の単車を背後からあおり、不良ギャルをナンパし、五日市にあるお化け屋敷と呼ばれる家に不法侵入。普通に怒られる。
第2回はゲッツさんの家でいきなりなぐりあいのけんか、劣勢だったほうが相手の軽トラックのガラス窓を割り、その荷台で脱糞。軽トラの持ち主は仕事場の仲間に加勢を求めたが、誰1人来なかったため、翌日退職届けを・・・。
第3回は、といった感じで第5回まで続き、ついに警察ざたになり、嫁さんに殴られ、会は自然消滅へ。

初期衝動で生きてるみたいでかっこいい。
でも30過ぎてこれってある意味、、、いややはり尊敬すべきです。

ある意味非常に癒される本でした。







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