「冬のソナタ」の感想を書いています。
最近はむしろこれ目当てに見るように逆転して来てますね。

僕は初めて見てその状態で書いてますのでディープな「冬ソナ」ファンの方から見れば「ちがうよ〜」ということも多いかと思いますが、お手柔らかにお願いしますね。

「冬のソナタ」第10回 「決断」のあらすじと感想です。

【あらすじ】

スキー場を飛び出し、ミニョンの別荘へと向かったミニョンとユジン。
そこにはカン・ミヒがいたが、ミニョンは彼女のことを「母さん」と呼んだ。

彼女の話には矛盾がある。
「7歳のときあそこの川で溺れて大変だったわ」と思い出話を語るが、
「僕は韓国には来たことないんでしょ?」
とミニョンにつっこまれる。つじつまが合わない。
更にユジンがチュンチョンの出身だということを聞き、顔をこわばらせる。

母が所用でソウルに出かけ、ようやく2人きりになれる。
「こうして手を握ってあげたかった。大丈夫だよと言ってあげたかった。
つらかったでしょう。」
ユジンは黙って微笑んだ。

ホテルのロビー。
重苦しい雰囲気のユジン、サンヒョクの親、友人達。
サンヒョクは戻ってきて、その場をごまかそうと「(ユジンのことは)ソウルに帰らせました」とウソをつく。

サンヒョクは皆にユジンを強引にホテルに連れ込んだと告白し、
「僕が悪かったんだから、母さんもユジンのお母さんにあやまってよ」と母に頼み込む。
ますます重くなる空気。

ユジンはミニョンにチュンサンがしたというポラリスの話をする。
ポラリスは動かない、道しるべのような存在だと。

「ユジンさん、今迷ってるんですね」
「私は今日大切な人を大勢傷つけてしまいました。もう2度と許してもらえないかもしれない」

「他の星がみんな動いてもポラリスは動かない。
僕が同じ場所で待っていたら迷わないですみますね。」

涙ぐむユジン。ミニョンは彼女の額にキスする。

翌朝。ミニョンが買ってきたマスの焼き物にフルーツで朝食をとる。
「誰かと一緒に朝ごはんを食べるの久しぶりなんです。」

ユジンはチョンアに電話してサンヒョクが自分がソウルに戻ったと皆に言ってしまったことを知る。
戻らねば。

それを聞いたミニョン。
「準備はできました? 傷つかない準備が」
「傷つけたのは私のほうですから」

ミニョンはソウルのユジンのアパートの前まで彼女を送っていく。
「(僕のところへ)戻ってこられる?」
「戻ってきます」
今度は迷いがなかった。

アパートには母がいた。
「サンヒョクにずいぶんひどいことをしたわね」
責める母にユジンはなんとか説得を試みるが、ついに本当のことを言ってしまう。
「私、サンヒョクを愛してないのよ」
「そんな冷たい子に育てた覚えはありませんよ」
母はユジンの制止を振り切り、出て行く。

次に来たのはチンスクとヨンゴク。サンヒョクもあとから来た。
ヨンゴクはサンヒョクの元に戻ってやれよ、と忠告する。

サンヒョクと話し合う。
「僕になにか不満があったの?」
「あの人(ミニョン)のどこがそんなにいいんだ」
と畳み掛けられるが、ユジンは答えられない。

沈黙にサンヒョクは
「別れてあげようか?」と
泣きながら言うが、ユジンは「ごめんなさい」としか言えない。

「許さないからね。絶対に許さないからね」
思いを残したままサンヒョクは去った。

チンスクもこれ以上ユジンとは一緒に暮らせないとアパートを出て行く。
ユジンの元から大切な人たちが去った。

翌朝。カーテンを開けたミニョンは明るい日差しに喜ぶ。
ユジンが戻ってきていたのだ。

「大丈夫でした?」
「大丈夫でしたよ」

雪の中で雪だまを放って遊ぶ2人。
「プレゼントですよ」
雪だまの中には星型のネックレスが入っていた。
ポラリスだ。

ミニョンの車にユジンもポラリスのオブジェを飾る。
キム次長も不思議がるがこれが2人のささやかな「秘密」だった。

ホテルのユジンの部屋にヨンゴクから電話がある。
サンヒョクが身体を壊して会社もやめてしまったのだという。
戻ってやれよと改めて言うヨンゴクに「できないの」とユジンは電話を切る。

サンヒョクの母もユジンを訪ねてくる。
サンヒョクはとうとう入院してしまった。謝るからどうかサンヒョクのところに戻ってやって欲しいと。
頭を下げる母にもユジンはやはり「ごめんなさい」と戻ることを断った。
「これほど言ってもダメなの?」
怒りをあらわにして母は立ち去る。

密かにサンヒョクの病室を訪ねるミニョン。
彼の様子は予想以上に重症で何も口にせず、寝たきりの状態だった。

ミニョンはユジンのところに戻り、サンヒョクを1度見舞うべきだという。
「僕がサンヒョクさんにかなわないものが1つだけある。時間です。」
10年つきあってきた彼にはそれだけのことをする必要はある。それに
「心配なんでしょう? 大丈夫、乗り越えられますよ」

ミニョンはユジンをサンヒョクのいる病院に連れて行く。
「ユジンさんが戻るまでここで待ってます」
「戻れなかったら?」
「1度サンヒョクの顔を見たら戻れなくなりそうで」
ミニョンは動揺を表に出さないように「僕は大丈夫です」と答える。

「ポラリスを見失わないで。たとえ時間がかかっても必ず戻ってきて」

サンヒョクの病室。
サンヒョクは寝込んでいたがユジンが来たことに気付き、起き上がろうとする。
だがその言葉はとげとげしく、自己憐憫でしかなかった。

「母さんやヨンゴクから聞いたのかい。君のせいで死にそうだよって」
「君が行ったら、僕は1人でどうしたらいいんだ?」
「帰れよ。君を見てると余計つらいんだ。」

ユジンはあきらめて病室を出て行く。
そのとき点滴が抜けてサンヒョクの容態は急変する。

戻ってくるユジン。
「あと少し食べないでいたら危なかった」という医者の言葉に
「何してんのよ。バカみたいなことして」と
サンヒョクにすがりつく。

その様子を見たチンスクは
「あの子ったら結局戻ってくるんじゃない」と涙ぐむ。
一緒にいたヨンゴクも泣いているようだ。

戻ってこないユジン。
待ち続けるミニョンは新たな決意を胸に車を出す。

スキー場。
職場に戻ったユジンだが、サンヒョクの看病のためソウルに帰ることを決意していた。
ミニョンには「言葉」だけを残す。

「あなたは私の1番大切なものを持っていってしまいました。
私の『こころ』です。」
「だから私はあなたに謝りません」

「愛してます」
ミニョンは彼女を抱きしめた。

出発の日。チョンアがユジンに「あんたは大丈夫?」と聞く。
サンヒョクはなんとか会社に戻ったのだという。
「ミニョンさんには会っていかないの?」

もうお別れはすませたから、ということでスキー場から出発するユジン。

【感想】

ストーリー的にはまんまなんで特に書くことはないんですが。

ただ初めてチェ・ジウが「涙の女優」だと呼ばれる理由がわかったような気がするな。泣き顔、きれいですよね。泣かしてみたい(爆)。

対してヨン様の魅力はあの「笑顔」と「前向きさ」でしょうねぇ。
ぐはは(謎)。

今週はサンヒョク株がもう下がりようのないほど下がっていて。

前半の「別れてあげようか?」(しっかし傲慢なセリフだ。しかも泣いてるし。あほか)のシーンはまだ同情の余地はあるけど。

後半の勝手にメシ食わないで病気になっちゃうのは。。。
コドモ過ぎますよ。そんなことで人生棒に振らないでください。
情けなすぎます。

更に見舞いに来たユジンに言うセリフにイライラ。

「母さんやヨンゴクから聞いたのかい。君のせいで死にそうだよって」
「君が行ったら、僕は1人でどうしたらいいんだ?」
「帰れよ。君を見てると余計つらいんだ。」

これですよ。
「相手の気持ち」に対する配慮ゼロ。
全て自分のことです。
さすがに気持ち悪くなりました。

サンヒョクは自己管理のできない男としてもう完全にダメですね。

と今回はサンヒョクに対するディスに終始してしまいました。

【今週のキム次長】

・サンヒョクが病気になったことを聞いてミニョンにしてやった「犬の話」。
友達が10年飼っていた犬を知人に上げたらその犬は寂しがって病気になり、とうとう死んでしまった。
犬だってそうなんだから人間なら余計に、という話。
それにしてもこの人例え話が多いです。
それとミニョンに対して「さてどれでしょう?」と3択を出すことも多いですね。
口癖になってるんでしょうか。
・チョンアの前で「ばあや=チョンア」だという話をしてしまい、「なんですって」とあきれられる。軽口は叩ける関係だが、まだそれだけのよう。







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