初期設定とロードマップ
Fedora Core4■作業用の一般ユーザの作成
リモートでクライアント機からセキュアなSSH接続で操作できるよう環境構築する。
rootアカウントではリモート・ログインは行わない。
このため作業用の一般ユーザを作る。
シェルはbashを使う。
ログインは一般ユーザで行い、
必要なときのみsuでrootアカウントにスイッチする。
■デフォルトのランレベルを変更
デフォルトのランレベルが5(GUI)で起動してしまう。
システム・リソース、起動時のレスポンスの点で不便なので
起動時のランレベルを3(CUI)に変更する。
/etc/inittabを以下のように編集
[root@AST01 total]# vi /etc/inittab
id:5:initdefault:
↓
id:3:initdefault:
■DNSサーバの指定
このままでは名前解決ができていないので
・ブラウザでのインターネット閲覧
・yum、RPMなどのFTPサーバ経由でのダウンロード
ができない。
そこで名前解決をするDNSサーバを指定する。
/etc/resolv.confを下記のように編集
nameserver 192.168.1.* (← セットアップしているサーバのIPアドレス。のちほどDNSサーバを構築する)
nameserver ***.***.***.*** (← プロバイダのDNSサーバのIPアドレス)
このあとの工程としては
・SSHサーバの構築(OpenSSH)
・TTSSHによるリモート接続
・ PuTTYによるリモート接続
・ WinSCPによるファイル転送
と続く。
ただこの前にいくつか事前準備をしておく。
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